妊娠を希望したいけど自分の生理周期を知らないなど、なんとなくしか知らない時は、生理周期から妊娠しやすい日の目安を知っておくととっても便利なのです。でも簡単に分かるのでしょうか?
排卵日はどのように分かる?
排卵日、つまり妊娠する可能性が高まることで受精のタイミングが把握できるようになります。
基礎体温
日頃から基礎体温を計っておくとグラフ化することができるため、大よその排卵のタイミングも分かり目安になります。
※基礎体温を測る時は、目覚めたら起き上がらずそのままの状態で、口で体温を測るというもの。
排卵痛
排卵痛は、排卵時期にいつも感じないような腹痛で、排卵時期になると代謝が上がるため活動的になる関係で下腹部(左右)の痛みがあるのですが、感じ方も個人差がありますが、毎月痛みを感じる人もいればそうでもない人も。
生理初日から数える
まず生理周期は25日〜28日程度。いつから始まって何日生理があったかも印をつけて大よそのサイクルを知りましょう。
オギノ式
産婦人科の荻野久作先生により、昭和初期に考案されたことからオギノ式と呼ばれます。(1)
これは月経周期を目安に、排卵時期は「月経予定日の12日から16日前の5日間」という法則を見つけ、排卵日を推測するというものです。
もちろん目安のため、あなたの体調、ストレス、環境の変化などにより変わるためあくまで目安とします。
おりものの変化
おりものはショーツが汚れるなど良いイメージはありませんが、排卵時期にはとても重要なサインを出します。それは粘り気があり、透明感のあるおりものです。
指で7,8cmくらい伸びるおりものが数日続くそれがサインでもあります。精子を捕まえるために出す大切なサインをお見逃しなく。
イライラや眠気
ホルモンバランスの変化により、イライラしやすくなったり、またはいつもより眠気が襲うし本調子ではないな、と感じることも。
これは生理前のPMSにも似た感じなこともあります。
しっかり寝ているのに寝たら無い。そんな時もホルモンの変化なのだと気づいてあげることで無理をせず、ゆっくり休んで体を大切にしていきましょう。
頭痛
何日か頭痛が続くし、頭痛薬も飲みたい。そんな時は行きつけの医師に相談してからお薬を飲むかどうかを判断すると安心です。
排卵日周期計算での注意点
次の生理が来るかも分からないし、最近いつもと体調が違うので不安?もしかして?と余計な心配をしないようにしましょう。
実際私も様々なツールやアプリなどで生理初日から排卵日計算などをしましたが、実際排卵時期はズレていました。数字上で計算できるものと、心と身体のリズムはズレが生じることがあることを知っておくことです。計算上は合っていても、何の変化もない。
血液検査などで排卵しているか確認すると間違いはありませんので、妊活中に計算して合っているはずなのに・・・なのに授からないと悩んでいる時は産婦人科の先生に相談する方が安心できますし、確実性があります。不安ばかりで身体にもよくありません。
そういった悩みがある場合は、一人で抱え込まず、専門家の指導を受け入れて、心も体も安心環境を整えていきましょう。