妊娠をしたい思った時、まず自分の体を知ること、そして赤ちゃんを授かるためにベストな状態で赤ちゃんが育つ環境を整えたいですが、妊娠前に一体どんなことを知っておくと安心か、チェックしていきましょう。
子宮の問題
まずは女性の体でも赤ちゃんを迎える環境を整えるために、子宮の状態を知っておくことが大事です。早いうちから1年に1回の定期検診もおすすめです。
また生理痛が人より辛いなど、いつもそうだからと放置しているのも何か病気が潜んでいる可能性がありますので、早めに子宮の検査をして状態を知っておくことです。
子宮の病気例1
- 子宮内膜症
- 子宮筋腫
- 子宮内膜ポリープ など
子宮の病気例2
- 性感染症
- 無排卵 など
今のご時世、人によっては恋愛経験が豊富でも、そうでなくても相手を信頼していたとしても、実際に検査に行っていないことで、性感染症かどうかはっきりわからない、もしくはみんななるものだからと思いこんでいる人もいるほど。
性感染症になることは当たり前ではありません。
妊娠を考えているのであれば、そういった点で不安な時、はっきり安心したい時は、同時に検査しましょう。これは女性だけでなく、あなたのパートナーにも言えることです。
乳がん検診
また子宮だけでなく、乳がん検診も同時にチェックしておくこともおすすめです。
超音波検診、マンモグラフィなど検査方法も選ぶことができます。特に女医さんや女性の専門家が検査を行う医療機関もありますので、子宮検診同様年1回の体の管理をしていきましょう。
体調管理
日頃からの体調管理も大切です。
- ダイエットはやめる
- タバコはやめる(禁煙)
- お酒はやめる
- 暴飲暴食はやめる
- 不規則な食事はやめる
- ストレスを溜め込めない
遺伝子検査
身内の中に、深刻な遺伝性疾患を持った人がいないか調べておきましょう。また身内の中で詳細が分からない時は産婦人科の先生に相談して遺伝子検査などを実施できますので、事前に知っておくと安心でしょう。
食生活
妊娠前から色々と栄養管理をしていきましょう。特にコーヒーなどのカフェインを控えるなど、赤ちゃんを迎えるための体の準備も必要になってきます。
また甘いもの、インスタント食、不規則な食生活なども見直す時期なのです。
葉酸
葉酸を1日400マイクログラム摂取することで、二分脊髄などの神経障害やその他の先天性欠損傷の赤ちゃんになる可能性が予防できます。
ビタミンA摂取摂りすぎに注意
ビタミンAを摂りすぎにも注意が必要です。ビタミンAが多いと先天性欠損傷を引き起こす可能性が高まるためだからです。
ただベータカロテンを摂った場合、体内で必要に応じてビタミンAに変わり適応するのですが、もし体内でビタミンAが多いとわかった場合は、そのまま流れていくのです。不思議ですが知っておくと安心でしょう。
魚介類
魚は特に水銀に注意が必要です。特に日本には新鮮で美味しい魚が豊富に手に入る上に美味しいのですが、水銀は赤ちゃんに悪影響(有害)を及ぼすため控えることをおすすめします。特に汚染物質がない地域なども分かるとより安心です。
(関連記事:魚と水銀、妊娠との関係)
睡眠時間
睡眠時間は十分取れていますか?いつも4,5時間だけが当たり前なあなた、疲れはとれていますか?スッキリ目覚めていますか?睡眠時間も最低6時間は取れるように、ライフスタイルの見直しもしましょう。
体を温める
冷え性で悩んでいる女性も少なくありません。
私も冬に足が冷える問題もありましたが、適度な運動などで血行が改善されただけでなく、その他お風呂では浴槽に入るなど、シャワーだけでなく肩までゆっくり体を温めるなど、体を冷えさないよう工夫をしましょう。
歯・口内環境
意外と忘れがちな歯や口内のケア。
歯医者さんにあまり行かないというあなた。今のうちに虫歯も気になる口内の問題もしっかり治療をしておきましょう。
妊娠をすることで口内環境が変化しやすくなりますので、妊娠してしまったけれど、どうしても歯医者に行きたい時は、事前に歯医者さんに相談しておくことも大事なことです。
仕事
仕事のストレスを抱えていませんか?人間関係や業務での問題を日頃から抱えて我慢をしている、ストレスが蓄積しては心も休まりません。
できる限り、同僚や上司などとの関係構築も上手にしていきたいものです。
夫婦の関係
妊娠したいからといっても、夫婦仲が悪いのでは意味がありません。また
日頃からのスキンシップやデートなど、楽しい時間をたっぷり作りましょう。
夫婦の会話
夫婦の関係にも関係していますが、夫婦の会話は大切です。
「おかえり」「おやすみ」「いってらっしゃい」
そんなありきたりなことしか話をしていない。
共働きで忙しくて疲れて帰ってくるだけという毎日が続いているあなた。
ぜひ2人でゆっくり過ごせる時間を作る工夫をしましょう。
2人が出会って幸せになるために、2人で見つめ合う時間は重要なのです。
将来の話
ただただ子どもがほしいと言っても、将来的に子どもの育て方の考え方が違って喧嘩をしては、大変です。
お互いにどのような育て方をしたいのか、どういった方針で子どもを成長させたいのか、こういった話し合いも後々問題勃発を防げるのです。
合わせて、今後掛かる出産費用、教育費用など将来のお金のことも考慮しておきましょう。
予防接種
女性だけでなく、パートナー、夫も予防接種を妊娠前にワクチンなど接種をしておきましょう。
- インフルエンザ予防接種
- 風疹ワクチン接種 など
子供の頃に風疹ワクチン接種をしたけど、大丈夫と思っていても病院で抗体チェックをしてもらったら、妻より夫の方が0に等しい数値だった。ということも。
(関連記事:妊娠前に夫婦で風疹予防ワクチン接種をする理由)
俺は、私は大丈夫と思うよりも、病院で確実なデータを取って確認すると安心です。
それと同時に、自分の生理周期や排卵時期も確認していくとそろそろ準備も整っていくのではないでしょうか?
妊娠したいと思ったら、体と心のチェック。最低限確認しておきたい項目、ぜひ2人で計画的に、そして前向きに妊活していきましょう。