意外とある!つわりの種類

妊娠初期に多くある悪阻(つわり)。実はつわりにも種類があることを知っていますか?また異なる症状ごとの対策をして上手に乗り越えていきましょう。

気分が悪くなる悪阻

意外とある!つわりの種類とは?

モヤモヤして気分が悪くなったり、嘔吐をしたりする症状です。
酷いときには、食べては吐きを繰り返したり、食欲がなくなるなど絶不調になる悪阻もありますが、栄養失調にならないように食べられる時に少しずつ食べられるように工夫をしましょう。

一般的に吐き気を催したり、食べても嘔吐してしまうのが悪阻だと思いますが、それだけではありません。

食べづわり

食べづわりは、何か食べないと気分が悪くなったり、落ち着かない悪阻です。
実際私もこの食べづわりになりました。

明け方トイレで目が覚めたときに、既に空腹になっている(前の晩にきちんと食べていても)。
無性に何かが食べたくてイライラしてしまいます。この時にアクエリアスなどいくらか糖分のある水分を補給しても朝食の時間になる頃にはやはりお腹が空いているため食べないと気がすまない状態です。

良質な食べ物をいただく

食べづわり 良質な食べ物をいただく

ただ気をつけたいのは、良質な食べ物を食べることです。
チョコレートでも、何でも食べたい時に食べたら落ち着くと言われましたが、今まで食べ物には気をつけてきたのでここで余計なものは食べないように極力考えて口に入れるように心がけています。

食べづわりはイリュージョン?

普段通りに食べているのに、もっと食べたい衝動にかられる。先生曰く、本当はお腹がいっぱいだけど食べたいと「思わせている」というのです。
どうにかならないのかと伺うと、食べたい時に食べたらいい。
そう言われたのみで、逆にその返答には戸惑いつつも自分で選んで食べようと思いました。(先生の方針は自然体を大切にしているため)

でもなぜこんな悪阻になるのでしょうか。

妊娠でホルモンバランスが変わる

色々な説があるとは言われますが、妊娠することで身体は赤ちゃんに最適な環境を作ろうとプロゲステロン(黄体ホルモン)が妊娠により増加することでホルモンバランスも変化してきます。
それらの影響で様々な心と身体の環境も変わるためにこういった吐き気、モヤモヤ、食べたくなるなど悪阻現象が起こるようなのです。

においつわり

においつわり 匂いに敏感になる

妊娠初期に匂いに敏感になってしまうのが、におい悪阻です。
いつも通りにご飯を炊いているときの、ご飯の匂いが異常に敏感になったりします。

今まで大好きだったコーヒーを夫が挽いて良い香りがしているのですが、良い香りなのにしばらく同じ空間にいると鼻につくような強い異臭と感じるようになります。
また油っこい匂いを嗅いだり、想像するだけで気分が悪くなるなど匂いに敏感になるのが匂いつわりの特徴です。

眠気

眠気に襲われるのもつわりの一種。妊娠発覚頃から特に大変な仕事も、運動もしていないのに物凄い眠気に襲われることはありませんか?
実はこれも悪阻の一種なのですが、無理をしないことが大切です。

仕事で仮眠が取れない

そういった時は、ほんの少し休憩を取ってみましょう。もしそれがだめであればガムを噛んで眠気をコントロールすることも1つですが、休める時は15分でも横になって眼を瞑るといった休息時間も大切にしましょう。

よだれつわり

異常によだれが増えるつわり

よだれが異常に出る。これもよだれつわりです。
口いっぱいによだれが出てきて、飲み込めないほどに大量のよだれがでるため、ペットボトルなどに吐き出したり、ガムを噛んでうまく飲み込んだりするという大変なつわりでもあるよだれつわり。これから一生付き合っていかなければいけないとかと悩んでしまうほど、大量のよだれが分泌されてしまうこの悪阻。
しかし出産後ピタリとこれらの症状が止まることが一般的です。

悪阻にならない人も多い

実は意外と悪阻にならなかった。そんな声を聞くこともあります。
とっても羨ましい限りですが、1回目の妊娠、2回目の妊娠でも悪阻の症状も変わるため、一概に妊娠すると私はこの悪阻だけ。ということもないのです。

無理は禁物

どういった悪阻でも無理は禁物です。赤ちゃんの成長のためのよい環境づくりをするのがお母さんの役目です。
ストレスも溜めずに、適度なリラックスをしたり、大変なことはパートナーに助けてもらうなど、自分だけの身体ではありませんので、無理をしすぎてはいけません。
あなたのベビーちゃんもそう言ってますよ!

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