妊娠前の風疹予防が必要な理由

妊娠前に風疹予防接種した方がよいということですが、2018年秋頃から成人男性の風疹が流行っているというニュースを聞き、なぜ風疹予防が必要なのかと調査をし夫婦で風疹抗体検査をすることに。

風疹とは?

妊娠前の風疹予防が必要な理由

英語でRubellaといいます。ウイルス性発疹症で以下のような症状があります。

  • 発熱
  • 発疹
  • リンパ節腫脹
  • 場合により合併症にも

潜伏期間

2〜3週間(

妊婦と風疹の注意点

妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルス感染をすると、生まれてくる赤ちゃんに先天性風疹症候群を発症する可能性があるのです。

先天性風疹症候群とは

胎児が風疹ウイルスにより感染し、以下の問題が発生する可能性が高まります。

  • 難聴
  • 白内障
  • 心疾患
  • 精神、身体の発達の遅れ など

とはいっても風疹ウイルスに感染したことで障害になるとは限らず、気づかれるまでに時間が掛かることもあるのです。

甘く見てはいけないのが風疹

風疹予防接種の記憶

小学生くらいの頃に風疹のワクチン接種をしたような気がするので、母に確認したところ、やはり子どもの頃に打っていたというのです。しかしあれから何十年・・・抗体も減っているか無くなっている可能性があるため、近くのクリニックで風疹抗体チェックをすることに。

クリニック、病院によって抗体検査だけ

クリニック、病院によって風疹抗体検査だけ

風疹が流行っているので、早期的にと病院に問い合わせたところ、クリニックによって風疹抗体検査のみ受け付けているところ、またワクチンも病院によって金額も様々。

事前に確認すると安心なこと

  • 近隣の病院あちこちで料金確認をすること(意外と金額が違う)
    ※クリニックによって提携しているラボが異なることなど諸事情あり。
  • 市町村で風疹予防接種の助成金は出るか確認
  • 抗体確認だけか、それともワクチンも接種できるか確認(

夫やパートナーも風疹予防接種が必要?

掛かりつけの医師により「必要ないよ。」という返答をいただいたこともありますが、妊娠を計画している夫婦にとっては女性にも移る可能性があるのが風疹の厄介なところ。

また20〜30代前半代の男性の10人に1人が免疫を持っていないというデータもあるほど。

大人になって風疹になると

  • 子どもの頃より潜伏期間が長い
  • ひどい関節痛になる

重くない病気とはいえど、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病など軽くない合併症を発症することもあるため、配偶者を配慮するため、自分のためにも男性の予防接種や抗体検査もおすすめです。

風疹ワクチンは2種類

ワクチンは2種類あるので、担当医にどちらを打つとよいか相談しましょう。

  • 風疹ワクチン
  • 麻疹風疹混合ワクチン

赤ちゃん計画をすること、つまり家族みんなの健康を考えること。妊娠準備機関にぜひ夫婦で話し合うこと。

夫やパートナーも風疹予防接種

子供の頃にやったから大丈夫という曖昧な情報で終わりにするのではなく、風疹ワクチン抗体検査から協力してクリニックに相談して正確な判断が吉です。

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